主に既存の建物のコンクリート強度検査の為に、コア抜き工事を行いテストピースを採取し、これを用いて圧縮強度試験を行います。
はじめに、採取したい場所を選定し、鉄筋を切断しない為に鉄筋探査を行います。
コンクリートに埋設されてある鉄筋の位置・かぶり・鉄筋サイズの探査が可能です。
これによりダイヤモンド穿孔施工・切断施工・アンカー施工etcの鉄筋損傷を防ぐ事が可能です。
また、鉄筋の腐食を防ぐためのコンクリートかぶり厚の最低値が守らているかチェックできます。
専用テンプレートを使用し目盛に従ってスキャンします。
スキャンした情報はスクリーンに映し出され鉄筋の位置が確認できます。
これを元に、実際のコンクリート表面にチョーク、鉛筆などで書き込んで行きます。
本体を壁面にあて、本体を転がす事により埋設鉄筋を瞬時に映し出す事が出来ます。